よき粉から
よき麺を育む。
麦の質と気候を読む技術、職人の手による製造。
その3つの要素が、味わい深い麺を生み出します。
原料選び、製粉から製麺・製皮へ、ひとつひとつの工程を妥協せず、手間を惜しまず、時間をかけて行っています。
麺や皮の品質は、その日の天候が大きく左右します。一定の環境を保つだけでなく、細かい気遣いこそが品質を保証します。
当社は自社商品だけでなく、お客様のご要望にお応えするOEM製品の製造も承っています。
原料
製粉
製麺(生麺)
製麺(乾麺)
製皮
温度と湿度を管理した保管室で厳正に管理している小麦粉は、季節に応じて最適な状態に保たれます。これは、最終製品の品質を確保するための重要なステップです。特に湿度が高い夏季や乾燥する冬季には、細心の注意が払われています。
製粉
製粉
製麺(生麺)
製麺(乾麺)
製皮
商品に応じた粉のブレンドを行う製粉工程では、長年の技術と経験が活かされます。これにより、50種類以上の麺や皮が製造されます。細かい調整を繰り返し、最適なブレンドを見つけ出すプロセスがここで行われます。
混合
製麺(生麺)
製麺(乾麺)
製皮
ブレンドした粉に水を加え、ミキサーで丁寧に捏ねます。この混捏工程では、人が常にチェックを行い、デリケートな調整を施します。これは、麺の質感と風味に直結する重要な作業です。
新機械導入による効果
短時間で効率的に混ぜることが可能に
小麦粉と水を短時間でしっかり混ぜることで、生地が均一になり、もちもちとした食感が生まれます。
強いグルテンを作ることで食感が向上
高速で混ぜた後、ゆっくりと混ぜることで、グルテンを傷めずに生地の強さと食感が向上します。
複合
製麺(生麺)
製麺(乾麺)
製皮
生地の成形後、ローラーを使って圧延しながら、2枚の麺帯を1枚にする作業を行います。
新機械導入による効果
エンボスサテンロールで強い生地を作る
特別な表面加工のロールで生地を伸ばすことで、縦横に強く裂けにくいもちもちした生地を作ります。
貼り付き防止と多様な麺の製造
テフロンコーティングされたロールなので、生地が貼り付かず、低加水から高加水まで様々な麺を製造できます。
圧延
製麺(生麺)
製麺(乾麺)
製皮
1枚の麺帯だと十分に圧力をかけられないので、2枚重ねでローラーで巻き取る作業を行います。
ローラー圧延
製麺(生麺)
製麺(乾麺)
製皮
麺帯を徐々に適正の生地の薄さに延していきます。
- 生麺
- 乾麺
切り出し
製麺(生麺)
製麺(乾麺)
麺の種類によって切刃の番手が決まります。番手は1~30番まで21種類あり用途によって切り替えます。
乾燥
製麺(乾麺)
最新乾燥システムを新社屋から導入。温度・湿度を設定でき、乾燥に適した環境を再現し、乾麺の水分を時間を掛けて抜いていきます。
切断
製麺(乾麺)
乾燥した麺を切断器を使用して切断します。0.1mm単位で設定可能な機械は均一な切断が可能です。断面も非常に美しく、麺の形状と質感が保たれます。
計量
製麺(乾麺)
麺類や皮類などの商品ごとに、正確な分量を計ります。これは、一貫した品質と消費者の満足を保証するための重要なステップです。
- 製皮
折りたたみ
製皮
設定された枚数を帯状に畳んでいきます。
型抜き
製皮
厚みがありモチモチとした食感の餃子の皮を作った後、型抜きを行い、一定時間寝かせます。これにより、皮の食感が向上し、料理での扱いやすさが増します。
包装
製皮
各商品ごとにパッケージングを行います。これは、製品の新鮮さを保ち、安全に消費者の手元に届けるための重要な工程です。丁寧な包装により、商品の魅力を最大限に引き出します。
製麺・製粉の詳細はこちら
工場概要
- 製造部門
- 140kg/h 1kg×2000個(柳原式製粉機:2台)
- 製皮部門
- 20枚×1500個(豊製作所 自動ライン:1台/生麺と兼用)
- 製造部門
-
乾麺200g・240g×2500束 7500食
(豊製作所 自動ライン:1台、スズキ麺工 自動乾燥システム)生麺120g×2×1500個 (豊製作所 自動ライン:1台/皮類と兼用) - 設備
-
- 製粉機 (柳原式) 2台
- 乾麺裁断機2台 (手動式1台、自動式2台)
-
自動包装機皮類 (日本ポリスター 横ピロー) 1台
生麺(トーヨーバッケン 縦ピロー) 3台 - 乾麺自動包装機 (石田衡器 日本グラニューレーター連動) 1台
- 金属探知機 (石田衡器) 3台
- 金属探知機・量目検査機連動2台
- 保管冷蔵庫3台
- 冷凍冷蔵庫1台
- プレハブ冷蔵庫2台
- プレハブ冷凍庫 2台
- 業務用冷蔵庫 1台
- 配達車両3台
- コンピューターソリューションシステム